8月15日に

蝦夷共和国や台湾民主国は比較的短期間の内に、旧日本帝国によって滅ぼされてしまったがために、アジア最古の共和国と言えば、通常、中華民国が挙げられます。

日本の幕末期においては、大政奉還によって、本来なら、平和的転換が可能であったにも関わらず、敢えて戊辰戦争に持ち込まれたため、旧日本帝国は、その後、対外的膨張を繰り返し、暗殺や軍事的決着が習慣的になってしまいました。

1890年になってようやく帝国憲法が施行され、帝国議会も設置されましたが、所詮は、天皇の威光を利用して運営されていた帝国であり、民のために運営された民国というわけではありませんでした。

強力な武器があれば、幼児でも、人を殺せてしまえるわけですから、近代戦では、どちらの方がより民主的、文明的、先進的であるかではなく、強力な軍備がある一方が、平原地帯では、勝ててしまったりするのが現実です。

建国後の混乱によって、中華民国東北地方には軍閥が存在していましたが、その領袖を爆殺し、退位した清王朝の皇帝を担ぎ出して傀儡帝国をつくり上げ、その後、日中戦争を遂行し、さらには世界を相手に暴発してしまった旧日本帝国。

権威主義的な帝国が隣の共和国の国内統一や民主化を阻みながら、さらには、全面的侵略を企図したものの、最終的に、失敗に終わりました。ただ、本当に勇気があれば、突撃や特攻ではなく、誤った政策の推進に反対し、戦争の勃発を未然に防ぐべきでした。


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