古代平和学実践者墨子の兼愛交利説

「以兼相愛交相利之法易之。」「視人之國若視其國,視人之家若視其家,視人之身若視其身。」(墨翟《墨子卷之四兼愛中》)

「兼く相愛し交も相利するの法を以って之に易えむ。」「人の國を視るに其の國を視るが若くし、人の家を視るに其の家を視るが若くし、人の身を視るに其の身を視るが若くす。」(墨翟『墨子巻之四兼愛中』)

ミャンマー、ウクライナ、パレスチナ等の戦争が続いている地域、そして、長期にわたって衰退・没落傾向が続く中で排外主義が蔓延しつつある日本社会の人々に参考として供することのできる古代平和学実践者墨子の言葉です。要するに、「兼愛交利」(博愛とWin-Win)の精神で以って、他国を見るにあたって自国と同等に扱い、他者を見るにあたって自身と同等に扱うように提唱しています。


平和文化網 Peace Culture (Shanghai) Translation Co., Ltd. 和文(上海)翻訳有限公司

平和文化網は、Peace Culture (Shanghai) Translation Co., Ltd. 和文(上海)翻訳有限公司が運営する日本語サイトです。繁体中国語版は、和平文化網にアクセスしてください。