2024.03.09 14:03台南日本軍「慰安婦」少女像の移設問題2月下旬、十数年ぶりに台湾本島に旅行で戻った際、台南市慰安婦人権平等促進協会が2018年に中国国民党台南市党部の傍らに「慰安婦」少女像を設置したものの、さほど時間を経ずして、少女像が立地する土地が裁判所の競売によって落札され、落札者から5年以内に少女像の移設を求められているという情報に接しました。そこで、各関係部署に問い合わせた後、当該協...
2024.02.13 07:55上海から大阪釜ヶ崎へ2024年1月、約7年ぶりに日本に一時帰省いたしました。コロナの一件によって運休していた上海・高松便が再開後僅か数週間で再度の運休となり、やむを得ずという面もありますが、とりあえず、十数年ぶりの大阪訪問となりました。搭乗した飛行機は、上海浦東空港から長興島、そして、高縄半島から荘内半島、高松空港、淡路島近辺の上空を飛びました。座席は左側だ...
2024.02.06 08:55CATTI翻訳資格証今更ですが、お陰様で、2023年11月、1027作戦がすでに始まっていたミャンマーシャン州の北側に位置する中緬国境雲南省徳宏州へ出発する前に受検したCATTI翻訳資格試験(大陸版二級日本語書面翻訳)に合格していました。初めての受検で合格できて、よかったです。
2024.01.28 08:40翻訳資格試験会場:華東政法大学松江キャンパスとりわけ、2022年の上海ロックダウン明け以降、需要が激減して業績がさらに悪化しているため、今更ではありますが、2023年11月5日に実施の翻訳資格試験を受検してみました。試験会場は事務局のある上海外国語大学か上海財経大学の市内キャンパスかと思いきや、なんと、直線距離で60km程度も離れている華東政法大学松江キャンパスが指定されたため、睡...
2024.01.01 04:24中緬国境雲南瑞麗市弄島鎮:召武定王城、雷允飛行機製造所跡、雷允国境検問所瑞麗市中心部から南西に30km程度離れた弄島鎮に到着すると、早速、向かい側のミャンマーシャン州ナムカムから伝わってくる射撃音が聞こえてきて、前日の姐告口岸でシャン州ムセから伝わってきた射撃音よりも大きくて近いように感じられました。以前、広島県内の自衛隊演習場のある街で暮らしたことがありましたが、日々の生活の中で、小さな射撃音が遠方で鳴って...
2023.12.18 15:55中緬国境雲南徳宏州瑞麗市:瑞麗江広場、姐告口岸早くは2009年に旅先の重慶で知り合った韓国国内宝飾品業者からミャンマー産翡翠の輸入地としても有名な雲南省徳宏州瑞麗市行きを薦められたことがありましたが、なにしろ、上海からでも相当に遠い街であり、「天涯地角」とも形容され、また、コロナ期間中には度重なるロックダウンもあり、訪れないままとなっていました。国境を挟んで向かい側はミャンマーシャン...
2023.11.30 14:08上海長興島石沙村とその周辺石沙村は上海市崇明区に属する長興島の中で長江の上流側に位置する村です。夕方になると、竹林に多くの鳥が集まってきて、よく鳴いています。崇明区は蜜柑の産地なので、この時期には収穫作業で忙しくされている方をよく見掛けますね。
2023.10.16 09:45殷海光先生の故郷(二):湖北黄岡団風県上巴河鎮殷海光先生編著「中国共産党之観察」(1948年出版)の日本語版電子書籍は弊社より2023年7月に出版いたしましたが、翻訳完成を前にした2023年4月、殷海光先生の地元である湖北省黄岡市団風県を訪れてみました。前日までと同様、朝、長江を挟んで黄岡の対岸にある鄂州市内の中心部からバスに乗って鄂黄長江大橋を渡ると、上空は霧がかかっていましたが、...
2023.09.19 09:15お奨めの一冊:中国共産党の観察(日本語版)戦後台湾自由主義の大家ともいえる著者の殷海光氏(台湾大学哲学教授)がまだ中国大陸に留まっていた国共内戦末期の1948年に中国上海で出版した「中国共産党之観察」の日本語版電子書籍(2023年7月出版)をお奨めいたします。私は上海在住の翻訳者です。殷海光氏が辿り着いた結論は、端的に言うと、反共なのでありますが、そこに至る観察、分析には、現代の...
2023.09.09 09:39中国現地採用外国籍労働者の上海社会保険料追納労働仲裁勝訴から10年事の始まりは、2009年に上海当局が外国籍でも上海従業員社会保険に加入可能という通達を発したのを機に会社側と交渉すると、雇用契約の解除を強要されたことであった。二社目と三社目では加入できたものの、三社目は折悪く尖閣反日運動の時期に重なり、雇用のニーズが激減する中、やむを得ず、人材会社がせがむ実名と連絡先を伏せた上での履歴書のばら撒きに途中...